愛媛県民の夏がもう終わっちゃった

左腕野口の前に手も足も出ず完封負け。
 
・・・去年と同じじゃないデスカ!!!
 
2年前くらいから,
愛媛県勢の甲子園での試合が淡白で見ていて面白くなくなってしまった。
1991年の川之江,1999年の宇和島東,2000年の丹原みたく
「そういう年」が続いているのかな。
逆に1996年(今井・渡部,岩村矢野諭,山村)とか,2001〜2年(阿部健太,越智,鎌倉,高木啓充)とか
いい選手が集中する年というのもあるのだろう。
 
気になるのが松山商の没落。2002年以降,本当に弱くなってしまった。
昭和50年代前半もこんな感じだったのだろうか。
他の四商(高松商徳島商高知商)や広島商もここまでは行ってない。たまに夏や秋の地方大会に出る。
原因は「練習量日本一」の悪い面というか「古い体質」というのがよく言われているが,個人的には「教員免許持ってないと公立高校の野球部監督やっちゃダメ規則」(正式名称知りません)による松山商イズムの断絶への流れが,弱体化をもたらす一因となっている気がする。
 
松山非在住の者にとっては,松山商の野球は憎たらしいが,手本とすべき全国で通用する上手さと強さとしぶとさがあり,表敬すべき伝統がある。弱いままだとなんか寂しいね。
あと(上記のうんたら規則が原因なのかどうか)甲子園に出てくるのが今治西出身の監督ばっかりなのも,なんだかなーなわけで。坂上監督がんばってください。宇和島東の土居監督もこれからですね。
  
愛媛県の野球は,南予第一次産業的な(トロール牛鬼打線的な)野球と中予第三次産業的な(セコくて緻密な松山商的な)野球と中途半端な東予第二次産業的な(川之江西条今西的な)野球がせめぎあって高めあっていてほしい。プラス済美。でも上甲さんもうすぐ引退だっけ。
野球王国とかおこがましいですが,野球馬鹿王国であってほしい。今の状況は,ただの今治西内弁慶状態に見える。
   
まとまりないですが,(1)牽制死2回とかアフォですか情報網ゼロですか,というのと(2)愛媛の高校野球の調子がよくない原因が上記の構造的ところにあるとなると今後が心配だな,というのと(3)松山商もうすこしヒール的に強くあれというのが結論。重沢監督(川之江出身)がんばってください。OBと土手ファン(まだいるのだろうか)がうるさいだろうけど。
あと,せっかくマンダリンパイレーツがあるのだから有効活用できんものか。でもプロ目指しつつバイトもせないかんから指導してるヒマはないかな。
 
さあ仕事仕事。うちら現在岐阜県土岐市民だもんね。土岐商業応援に行くで。行けたら。