歴史は破られた

さて、80年の歴史を数える高校野球において
もっとも成績がヘロヘロな都道府県はどこかご存知であろうか。
しれつな2トップ争いが、そこにはある。

かたや、春のセンバツでまだ1勝もあげることができない(ていうかまだ2点しかとってない)某石油産出県。

かたや、春夏通じてまだ1度もベスト8に食い込んだことのない某さくらんぼ産出県。

まさに他をブッチギリである。
しかしこの2つの県からはカープ在籍選手が輩出されていることを
忘れてはならない。最弱を脱皮できるポテンシャルはあるのだ。

他のスポーツにおいてもそれは例外ではない。
同様に、80年の歴史を数える高校ラグビーにおいても未勝利県は存在した。
21世紀まで持越しとなっていた、そして永遠にそれは無理かと思われていた
香川県勢の初勝利。

昨日、ついにそれが坂出工(5年連続15回目出場)によって成し遂げられたのだ。
対富山工戦、29−10。
いや、それにしてもよくやったよ。昨年は点すら取れなかったからな。
わしがまだ高校生だったころは香川県にはラグビー部のある高校が
3つしかなかったので、県大会は3試合(リーグ戦)だったそうです。

花園行くのって楽でいいよな(ボソ
なんてひがんでみたりして。


坂出工、おめでとう!
さあ続け、小林幹英と栗原の後輩たちよ!

でも、負けたほうもつらいだろうねえ。
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そんなところで次の更新は来年です。みなさん、よいお年を。