三村さん死去

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/091103/bbl0911031411000-n1.htm
なんと。
61歳、といえば私の所属した研究室の教授の方が亡くなられた歳と同じ。長く生きるということが可能になってきたとはいえ、病でいつ倒れることになるかはわからないものです。

与えられた戦力を、シーズンを通して戦い抜くように配分するスタイルで、FA導入後の彼我の戦力差の拡大をものともせずAクラスにチームを留まらせ続けた手腕は高く評価されるものでした。
その反面、監督勇退前後から長らく続いた投手陣の壊滅状態は、氏の起用方針に無理があったところに一因があるかもしれません。ただ、主因は90年代前半の投手ドラフトが大惨敗だったことによるものでしょう。

本来は、投手力>打撃力、である現在のようなカープの陣容を率いたかったらしいとの情報もあります。もし三村さんが再び今のカープの指揮を執られていたら、と思います。

早すぎる死を悼みます。ブラウンとロペスの楽天招聘は、三村さんの最後の仕事だったのかもしれません。合掌。