「金色のガッシュ」,大団円へ

同世代の作家が描く王道中の王道少年漫画が,終幕を迎えようとしている。
魔物の子達の,身を捨てても友や弱い者を救おうとする姿。
異界の者と,信頼関係を築く道半ばでの別れも多数描かれた。
ええ年こいて何度泣かされたことか。
 
最後の最後に明かされる「金色の本」の伏線。それは王たる資格を,皆が認めた者にだけ許される力であった。
 
まさに大団円。大怪我に見舞われながらも,これだけの芯の通った物語を作り上げた作者の熱さに敬意を表したい。
子供がもう少し大きくなったら,ぜひ読ませたい漫画ですね。はいバカ親発見。