のだめカンタービレ いよいよドラマ放映開始

のだめカンタービレ(9) (KC KISS)

のだめカンタービレ(9) (KC KISS)

ピアノ弾きの端くれとして20数年。こんな漫画に子供のころに出会っていたなら,本当に職業ピアノ弾きへの道に迷い込んでいたかもしれないと思うほど,音楽の魅力とオーケストラの人間模様をコミカルに軽快に伝えてくれる作品。以前に適当な感想を書いたものの,現在では完全に中毒患者となっております。
そしていよいよ今日(月曜日)にドラマ放映開始。真一とのだめの出会いの場面で流れるであろうベートーベンソナタ悲愴」第一楽章*1やらマラドーナ・コンクール本選でのだめがスカーレット・オハラに扮して弾いたモーツアルトピアノソナタK310*2が楽しみで楽しみで最近会社から帰ってほぼ毎日弾いておりますが,のだめの足元にも及びません。たぶん。
ドラマは日本編の終了(9巻まで)くらいまでやるのかな。とにかく漫画が売れに売れている作品だけに,作品の随所随所に用いられているクラシックの名曲に負けないほどの気合の入った名作となることを期待します。甲子園の土も出てくることを期待します。竹中直人がドイツ人をやるのは全然OKですから。
 
写真は9巻。この巻ののだめは惚れそうになるほど可愛いと思う私は頭がおかしいかもしれない。

*1:のだめ12巻を読んでから弾くたびに階段を上る引越し中のベートーベンの苦悩が脳裏に浮かんで離れない。違う,その解釈は絶対に間違っている。

*2:最も好きなピアノ曲の一つだが,のだめの演奏は「まるでオーケストラの音や」とハリセンに言わしめた。どんな音じゃーわしにも聞かせろー