トホホ自治体名ランク初登場単独首位

時事

◇地名オタを憤慨させる意図ありありな記事（共同通信→産経新聞）
　
平成の大合併により誕生したトホホ自治体名ランキング。
長らくトップ３を保ってきた「南アルプス市」「四国中央市」「さいたま市」を抑え、
「南セントレア市」がダントツで首位を獲得しました。
　
評価ポイント
（１）「セントレア」自体が空港の愛称であり、もらいものの造語。
　　まさかカタカナ(゜∀゜)カコイイ!!　としか考えてない？
（２）隣接する常滑市「セントレア（中部国際空港）」に自治体が１ｍｍもかすっていない
　　　（参考：マピオン）
　　つまり、「南アルプス市」の二番煎じに見えてさらに動機が不純。
　　（あちらは山脈の名称自体に「南」が入っている）
（３）新市名を募集しておいて投票で１票も入っていない。つまりデキレース
　
愛知県美浜町、南知多町合併協議会のみなさん。もう少し日本語を大切にしましょうよ。
自治体名ですよ。「インボイス駅」とか「ヤフーＢＢスタジアム」みたく数年で変更とかできないんですよ。
「国際空港の南にある」、それだけしか大事にしていきたいものがないのですか？
　
それでもセントレアを使いたいのなら。

  • ４００年もの前、ヤン・ヨーステンにちなみ江戸の一地域につけられた地名が「八重洲」でした。今では東京駅の東口の通称にもなってますね。
  • 近年の例だと、ネズミーランドの建設された埋立地は「マイアミ」にちなんで「舞浜」です。大阪市が真似して「舞洲」なんて作ったりしました。

せめてひねりを。カタカナそのまんまなんて悲しすぎ。

両町役場には「歴史、文化とつながりのない唐突な名前だ」などと抗議が相次いでおり、２月２７日実施の合併の是非を問う住民投票への影響を懸念する声もある。
どうなるでしょうか。　
ちなみに地名をむやみに変えまくる国の代表例がソ連。ろくな滅び方しません。