慈母に育まれた敗子どもの終戦

かつて韓非子は鋭い洞察力で「慈母に敗子あり」と喝破した。
オーナーの慈愛、コウジのぬるま湯采配に恵まれた今のカープの面々を見ると、まさに出来損ないの敗子揃いである。
いくらかき集めても力にならない。

いつからカープは負け犬になったのか。
生存をかけた競争社会、敗者は必滅の地獄と心得て、われ敗子に非ずと思う者のみを残す「広島地獄変」への回帰を今こそ始めるべきではなかろうか。
なんて言ってみたり。