ラストサムライと三村(あんまり関係なし)

今年も暮れようとしております。現在えひめの実家です。
ラストサムライ」を見てきました。
オチの一場面(泣きの入る場面)でちょっと笑ってしまったり「大村」(益次郎?)の扱いに疑問を持ったりしましたが、
もともと日本人ぽい雰囲気で好感を持っていたトム・クルーズが主演で、
謙さん、真田広之と共演者の顔ぶれだけでもお腹いっぱいだったうえ
見事な殺陣、明治初期日本の縮図のような舞台描写に
こころの琴線をかきならされまくった極上の映画でした。
ハリウッドの映像美へのこだわりは本当に凄い。

さて、実家で荷物の整理をしていたら「アスリート」96年、97年版が出てきました。
高橋英樹が生き生きと、前間卓が細々としておりました。
前田と江藤が94年9月の「週刊ベースボール」の表紙を飾っていました。

思えば三村は監督だった5年間で、つねに優勝にからむために最善を尽くしていました。
現有戦力でシーズンを通して「勝つ」ことに長けていたイメージがあります。
そのため、毎年終盤戦が消耗戦となり、投手陣を酷使し、若い芽をつぶしてしまいました。
しかし、その原因としては90年代前半のドラフトの失敗に負う戦力不足や
製品管理ができないヘボ投手コーチの存在が大きかったのではないでしょうか。
95−97年のビッグレッドマシン時代に
援護射撃を受けてエースに成長したような投手は結局皆無でしたからね。
山崎健とか山内とか候補はいくらでもいたんだが。

ここのところ、ドラフトに関する状況はさらに悪化しており、
他球団と比べた層の薄さは増すばかりです。

来年の三村に期待するのは後方支援です。
2軍と1軍半、1軍半とレギュラーの間の選手流動化は、
使える駒を増やすことになります。
三村の眼力を信じて来期は応援しようと思ってます。

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なんか取り留めない文章でしたが、
三村シンパのハイエロでした。

それではみなさん、よいお年を。