惜別:山内をリスペクト

しまった。4日坊主だ。またリセット1日目。

山内は95年デビューか。実は俺が東京に来た年よりも後なんだよなあ。

逆指名は前年の5月には決まっていた。
チェコと同時に防御率上位を争った1年目。
対巨人10連勝を気合で飾った2年目。
開幕投手を見事果たすも尻切れトンボの3年目。

さすがに疲弊したが突如表れ完投勝利を決めたのは、まだ2年前。

UFO投法。
ヒジを一旦上げて止める瞬間に、気合パワーがチャージされ そして放たれていく。
あの投げ方はマサカリチョージや大野豊のように
「まぶたに刻みこまれる」数少ない一品であった。
そして一球ごとの消耗も、生半可なものではなかったのだろう。
フォーム改造もささやかれたが結局現状維持のまま。
実働わずか8年であったが、テレビでもう見られなくなると思うとさびしいものがある。
太く短く。それも生き様よのう。

独創性と度胸が山内にはあった。
そして今のカープ投手陣に足りないものでもある。
清川や川端のコピーばかりはもうたくさんだ。
山内よ、縁故採用と言われんよう3軍コーチをつとめあげてくれい。