6位 玉木重雄 『成長』する中継ぎ


玉木はどこまでも地味だ。進化の過程までも。
昨年は「中継ぎ一流」の証明、フタケタ勝利まであと一歩とした。

正直、ペルドモ兄さんとどっこいどっこいだったのが数年前。
その玉木が篠原や岩瀬、五十嵐といったそうそうたる面々の成績に
肩を並べようとするまでになった。

彼らの活躍はいずれもデビュー年のもので、それ以降は疲弊してしまう。
それに比べて、中継ぎを何年も勤め、打たれ続け
そして成長を続けているという事実。
これは玉木の驚くべきタフネスの顕れであり、
評価されるにふさわしいものではあるまいか。

それにしても地味だ。
ほんとにラテンの人なのだろうか。

今年、ストライクゾーン変更は玉木に追い風。
高めのストレートで勝負する姿を今年も見せてくれ!