破壊神伊波さん
ただの「主人公を殴る人」が「主人公を想ってくれる(のに殴る)人」に変わった瞬間。
原作の連載時と同じくその破壊力は甚大だったもよう。「ことりちゃん」でぐぐったブログ更新数が凄え。
この作品,「WORKING!!」のターニングポイントの回であり,
製作陣の気合が伝わる出来でした。
これだけの反響を生んだ理由は,もうひとつあるような気がします。
ある人に心を奪われる瞬間。
認めてもらえたとか。心の檻を破ってくれたとか。
嬉しい。どうしよう。そんな感情でしょうか。
世界が変わった瞬間とでもいうのでしょうか。よくわかりませんが。
そんな時をみな待っているのかも知れません。
うちのカミさんの場合はそんな瞬間とかなくて打算だったそうです(笑)
かたや男性はたいてい衝動がどうしても先に来てしまうような。はいわしのことです。
「殴る人」「小さいのが好きな人」「ホビット」「銃刀法違反」等を適当に絡ませる
無茶設定の奇人変人ギャグが
さらに無茶な「そうなった背景」を肉付けしていったところ,
トラウマをトラウマで撃破する大恋愛スペクタクル(死語)になってしまった。すばらしい奇跡。
- 作者: 高津カリノ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: コミック
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