おみそれしました

今年を振り返ると、何より福地が本当に凄い選手だったことにびっくり、な一年でした。
福地サイト開設に至った経緯は、二軍の試合を見に行って素質に惚れたとかではなく、単に同い年が他にいなかったのと、「足が速いがそれだけ」な自分の高校時代を投影したものでした。
初めて規定打席に達したどころか、3割2分の高打率に盗塁王。高卒15年目にしていきなり一流化。
福地のたどってきた道筋には、いくつもの示唆があります。下積みしてきたものがいつか花開くという希望、一芸(そして天賦の才能)を極めることの価値、チームから求められる技能と自らの長所の合致という運、不運。
 
「努力したものがすべて成功するとは限らん。
だが、成功したものはすべからく努力しておる。」
 
鴨川会長の名言*1を、福地は体現したといえるでしょう。

*1:かつ「すべからく」誤用の名例文