ふくちさん.258で打ち止め。

サボってしまうと疾いものですね。もう10日近く経っちゃったので
鮮度も抜群に酸っぱくなっておりますが
池山引退試合レポートをさせていただきます。

寒風も舞う中、神宮は河内と花田の消化先発であった。
ヤクの先発花田は柳川高校で延長15回投げていたことと
アホの藤井とタメだということくらいしか知らん。
試用期間切れ直前の福地がガツンと洗礼を浴びせてやることだろうと思っていたが
試用期間切れ直前さながらの5タコ。
超満員に膨れ上がった神宮を萎えさせるに十分の
貧打戦を淡々と進行させていくふくぶくちであった。

そんな中、粗いはツボを押さえていた。
2打席目にショートライナー。さらに移動したファーストへ5打席目の強烈なゴロ。
2度の爆裂殺人打球を浴び、池山は燃え尽きた。真っ白な灰となった。

池山を継ぐ大型扇風機魂は、粗いを置いてほかに無し。
そう皆が認めざるを得ないほどの見事な引導渡しであった。

池山の引退あいさつは、ただひたすら「ありがとう」「ありがとう」だった。
常に注目を浴びることをプラスに変えられた人間だからこそ言える言葉。
引退試合に行くのは実ははじめてであったが、
一人の人間が与える影響の大きさに鳥肌が立つ思いであった。凄かった。
この目で見ることができて良かった。

あの日の河内は誰だったのだろう。8回1失点。
池山相手の直球勝負で開き直れたことが、何かのきっかけになったのかもしれない。
閉幕投手での好投は、来シーズンの吉兆だよん。